手の大切な役割のひとつとして、触れた物についての情報を感じ取ることがあります。
たとえば、何か物を持ったとき、重さだけでなく素材が硬いか柔らかいか、温かいか冷たいか、湿り具合などを瞬時に判断しています。
手の皮膚は、とても優秀な感覚器です。
皮膚は感触、圧力、痛さ、温かさ、冷たさを感知でき、それそれ触点、圧点、痛点、冷点、温点という感覚点で感じ取りますが、手、特に指先には、これらが他の身体の部位よりも密に分布しています。
感覚点が捉えた異変は脳へと伝えられ、さまざまな情報として処理されます。
手や指の細やかな感覚は、人がさまざまな道具を使い、生活していく上で素晴らしい武器となっています。
なかでも「痛み」は、「切り傷ができた」「何かにぶつかった」など、危険なシチュエーションや、体の組織を損傷する恐れがあるときに感じるもので、危険を避けたり、危険から身を守ったりするための大切な信号です。
そのため。痛点は他の感覚点よりも多く分布していますが、それは痛みが発生したときに、強く感じてしまうことにも繋がります。
特に手や指は敏感なため、たとえば、同じような切り傷ができたときでも、指先と他の部位では感じ方に違いがあると思います。
太ももなどにできたときには気づかないほどの小さな傷でも、指先では痛みを強く感じることがあります。
このように痛みは、人にとって自分自身を守るための大切な感覚ですが、感じ過ぎてしまうことの弊害もあるわけです。
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