手や指にしびれが起きたとき、原因がその部位にあるとは限りません。注意したいのが、脳血管障害によるしびれです。
手や指の動きや感覚は、末梢神経から脊髄神経を通って脳へと繋がり、脳のコントロールを受けています。
ところが、脳血管障害が起きると、脳の一部の機能が損なわれてしまいます。
たとえば、「脳出血」では、脳の細い血管が裂けて脳のなかに血液が溢れ出て血腫となり、脳組織を破壊したり、圧迫したりします。
「脳梗塞」は、脳の動脈が詰まったり、細くなったりすることで、脳の一部が壊死します。
そうして脳血管障害によるダメージを受けた場所が手や指を司る領域であった場合、手や指のしびれとして現れます。
脳血管障害によるしびれの特徴としては、「右手だけ」「左の手足だけ」というように、身体の片側に現れやすいことがあります。
手に現れる症状としては、指先がピリピリする程度のこともあれば、力が入らない、反応が遅いといったこともあります。
また、手以外では、足や顔の半分、口の周りなどがしびれることや、頭痛やめまい、吐き気、嘔吐などを伴うこともあります。
脳血管障害で、突然手や指のしびれが起きても、 5~10分程度でおさまることも多いです。
しかし、おさまったからといって安心してはいけません。脳血管障害はとても危険な病気です。脳神経内科などで専門の医師に、すぐに診てもらう必要があります。
この他にも脳腫瘍や脳挫傷が原因となることもありますし、脳血栓症の前兆で手や指のしびれが起きることもあります。
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