腰痛のセルフケアのご紹介です

日常の不調が表れやすい腰まわりは2つのメソッドでアプローチします。
まずはテニスボールで筋肉の奥に刺激を与える筋膜マッサージです。
刺激したいポイントを意識して行うと効果抜群。
腰痛特有の重だるさを解消するなら、骨盤まわりを中心としたツボ押し。
指先や拳でさするように押し揉むと、ツッパリ感や痛みが軽減するのを感じられます。
1.まずはご自身の腰痛をチェックしてみましょう。
筋膜マッサージで慢性腰痛をセルフケアするなら、前屈で痛むか、後屈で痛むかで分類するとわかりやすいです。
からだを動かしてみて前屈して腰が痛むなら脊柱起立筋上部、後屈すると腰が痛むなら脊柱起立筋下部の筋膜や筋肉に問題があるケースが多いです。
2.筋膜マッサージのやり方
腰の筋膜マッサージはテニスボールを使い、ボールが静かに深く沈み込む感覚が得られるまで、その姿勢を2~3分保つと効果的です。
また、ボールを二個用意して横に並べ、テープで巻いて固定し、腰椎を境に縦走する脊柱起立筋を一度にセルフマッサージすることができます。
3.前屈で痛みが出るタイプは脊柱起立筋上部の筋膜マッサージ
脊柱起立筋上部(骨盤の左右の出っ張り、腸骨稜を結ぶラインより上)にテープで横に連結したテニスボールを横に押し当て、仰向けになります。
両腕をクロスし、両膝を腰幅でまげて立てます。
膝を軽く屈伸させて、ボールを当てる変えながらゴロゴロとマッサージしましょう。
4.後屈で痛みが出るタイプは脊柱起立筋下部の筋膜マッサージ
脊柱起立筋下部に連結ボールを横に押し当てて、仰向けになります。両腕をクロスし、両膝を胸でクロスし、両膝を腰幅で曲げて立てる。膝を軽く屈伸させて、ボールを当てる場所を変えて動かしながらマッサージします。