2つのツボを使ってデスクワークでの腰痛セルフケア
長時間のデスクワークで負担がかかる、腰痛の元になるベルトライン周辺の筋肉をほぐすのに役立つのが、「腰陽関」「大腸兪」。疲れを感じる前に早めに刺激してつらい腰痛にならないようにしましょう。
1.腰陽関
腰痛予防にてきめんの腰陽関の場所は背面の骨盤の左右の一番高いところにあります。背骨と背骨の間の凹み。ベルトラインをたどるとわかりやすいですよ。
2.大腸兪
腰痛だけでなく大腸の調子も整えてくれる一石二鳥のツボの大腸兪の場所は腰陽関の親指1本分外側の左右両側です。押し方は両手を後ろに回して親指で圧を加えながら、腰を左右に10回ずつ回す。大腸兪からさらに親指1本分外側のあたりも同じように刺激するとさらに効果が出て腰痛解消に一役買いますね。
2つのツボを使って運動後の腰痛セルフケア
スポーツでの腰痛は繰り返しの動きと強い負荷で腰に負担がかかる。スポーツ後に効く腰痛解消のツボは「帯脈」「志室」。運動のタイプによって違うので疲れを感じる前に早めに刺激してつらい腰痛にならないようにしましょう。
1.帯脈
運動後の腰痛解消のツボである「帯脈」の場所はへそと同じ高さの両脇腹にあります。ちょうどウエストのくびれあたり。
押し方は両手の3本指押し込みながら上体の左右に10回ずつ倒します。親指で押しても良いですよ。
ゴルフや野球などねじり動作が多いスポーツ後の痛みに効きますよ
2.志室
腰痛だけでなく胃腸の調子、婦人科疾患、腎臓の調子も整えてくれる一石二鳥のツボの志室の場所はへそと同じ高さの、背骨から指4本外側に寄った両側です。押し方は親指で押しながら、左右交互に10回ずつ足踏みしましょう。こちらはランニングなど足からくる疲れによる腰痛に効きますよ。
足を動かしながらツボを押して疲労回復を促進しましょう