肩や腕の筋肉のこわばりで起こる肩の可動域制限をケアしよう
四十肩・五十肩でもないのに腕が高く上がらない一因は、肩関節や肘関節、腕に筋肉や靱帯のこわばりがあるため。そこで腕を回して遠心力で詰まりを解消し、腕や肩のこわばりを解放しよう。
加えて、猫背だと腕は上がりにくいのでお腹の奥の腹横筋を刺激して姿勢を正しましょう。
①腕を伸ばす
両足は腰幅に開いてまっすぐに立ち、左腕を天井へ上げます。右手で左脇の下を掴みます。
左腕を前まわしで10回、後ろ回しで10回遠心力を使いながら、勢いよく回します。右腕も同様に行います。
②腹横筋のセルフ指圧マッサージ
両足を腰幅に開いて立ち、臍の高さで脇腹の左右に親指を押し当てる。そのまま深く押し込み10~20秒ほどマッサージしよう。
お腹をコルセットのように覆う腹横筋が刺激されて腹圧がアップ。
腹圧の増加は腰痛予防にもなるし、背骨のS字カーブが整い猫背がリセットされる。
③効果の確認
両足を腰幅に開いて立ち、両手をお尻当てて、上体を大きく反らす。マッサージ後可動範囲が増えていればマッサージが効いている証拠です。
最後に、肩の痛みや可動範囲不足、猫背を放置していると首こり・肩こり・背中痛・四十肩・五十肩の元になるのでしっかりほぐしてください。