お尻が垂れないようにセルフケア
お尻のトラブルは筋膜と筋肉の硬結に由来することが多いです。とくに座る時間が多いと筋膜や筋肉が固まり、腰痛・臀部痛・股関節痛・膝痛・坐骨神経痛・大腿神経痛・背部痛・体や骨盤の歪みなどが固定化しやすい。まずは歩行や姿勢保持で重要な中臀筋を中心にピンポイントでテニスボールを押し当て、硬結した筋肉をほぐしてトラブルを回避しよう。
中殿筋前側や大腿筋膜張筋にコリ・張りがあると大転子が外側に出てお尻が幅広に見える。同時にお尻の形を決める大臀筋が下に引っ張られるので、垂れて見えます。姿勢保持や歩行にも重要な中殿筋と大腿筋膜張筋を整えることで骨盤の位置を正すことができ、お尻の形も整います。
①中殿筋と大腿筋膜張筋をテニスボールでマッサージ
左側を下にして、床に横向きになり、右ひざを曲げて足裏を床につけ、左の足はまっすぐにし、左の中殿筋と大腿筋膜張筋にテニスボールを押しあててマッサージします。
②腸腰筋の筋膜マッサージと大臀筋の筋トレ
仰向けで両膝を腰幅に開いて立てたら、床からお尻を浮かせて膝から肩まで一直線にします。
大臀筋を締めてこの姿勢をキープします。20秒そのままでいったんお尻を下ろします。これを4セット行います。