2025-02-05
痛みのトラブルの元になる筋肉の構造は?
人の体は、標準的には206本の骨と約500本の筋肉で構成されています。そして骨格筋と呼ばれる筋肉を収縮させたり、弛緩させたりすることによって人は骨格を動かすことができます。しかし、その機能や仕組みを理解したうえで体をつかえている人は数少ないです。もちろん全て知る必要はありませんが、基本的な構造や役割、特徴を知っておくことは、あらゆるスポーツを行ううえでとても重要なことだと思います。一口に骨格筋といっても、その働きは部位によって全く異なっています。例えば、関節を支点として骨格を屈曲させる屈筋やその反対の関節を支点として骨格を進展させる伸筋は相反する働きを持ちます。さらに骨格筋は内転筋、外転筋、回旋筋などに分類されてそれぞれが協業して複雑な動きができるようになります。こうしたちょっとした基礎知識を身につけたておくだけで痛みのトラブルに的確に対処できるようになります。
