捻挫の症状・きっかけ・対応
捻挫のメカニズム
足関節周辺のじん帯などに損傷を受けることで捻挫は発生します。
足関節が内側に捻られるような力を受けた場合、最初に前距腓靭帯が損傷をうけ、さらに強くひねられると踵腓靭帯が損傷します。
捻挫は着地の際などに足が内側を向いてしまったところに体重がかかり、関節周囲のじん帯、関節包などに損傷を受けた状態です。
捻挫をすると、足首の関節に痛みと腫れが発生します。
足をひねると痛みを感じる程度の場合はまだ軽症であり、重症になると、足関節を曲げ伸ばしするだけでも痛みが生じ、体重をかけることも困難にもなってしまいます。
このような場合はじん帯が断裂してしまっている可能性もあるため、早めに当院を受診してください。
捻挫後の対応
捻挫治療の原則は安静にすること。患部を揉んだりストレッチしたりして刺激することを避けます。治療で手を加えるなら超音波治療一択です。圧迫包帯で足首を固定し、患部はアイシングをして腫れが引くのを待ち、痛みがとれるまではトレーニングは控えることが賢明です。
また、治療が不完全・回復前の状態でにトレーニングや捻挫部位を酷使すると捻挫癖や慢性痛に移行するのでご注意ください。
