2025-02-06
ランニングの着地衝撃による中足骨疲労骨折
ランニング中、着地する際の衝撃が足に繰り返し加わると、中足骨の骨膜に炎症がおこります。
過度なトレーニングを行ったり、足に合わないシューズで走り続けた際に起こる場合が多い症状で、中でも外反母趾など足の変形がある人に多く見られる傾向にあります。初期症状は立ったり歩いたりすると痛む、足の甲が腫れて押すと痛みが強いといったものです。
痛みがとれるまで3日間はアイシングと安静、2週から3週間はトレーニングを休みたいところです。
重症になると、中足骨が疲労骨折を起こすこともあり、この場合、2週間以上経過すると、骨折部の周辺に仮骨が形成され、足の甲に硬いコブのようなものが感じられることがあります。
この症状に気づいたらX線検査をして状態を把握し、3週間以上は歩くことも必要最低限にしましょう。その後は2~4か月はトレーニングは控えめにし、インソールを使用したり、足の指でタオルを引き寄せるタオルギャザーをしてリハビリしましょう。
