


姫路市宮西町で交通事故によるむち打ち症・腰痛などの治療を行っている姫路けいらく整骨院です。このページは交通事故のむち打ち症についての解説です。
頸部の仕組み
むち打ち症は、頸椎捻挫ともいわれ、頸椎(首の骨)をとっている神経が障害をうけておこる症状で、交通事故後遺症として最も多いものです。実際に、首や肩付近の痛みめまい、手足の震えや異常感覚などに悩まされて受診された方も多いでしょう。
このむち打ち症とはどんなものか詳しく説明する前に頸部のしくみをご紹介します。
頚椎のなりたち
頸椎は脊柱の一部で、全部で7個あります。上から第一頚椎、第二頚椎、第三頚椎という具合に第七頚椎までありまして、第一頚椎は環椎、第二頚椎は軸椎と呼ばれています。
環椎と軸椎は他の頸椎と違ったと違った特異な形をしています。軸椎からは歯突起と呼ばれる棒状の突起が出ています。
この歯突起に輪投げの輪のような形で環椎がはまっています。つまり環椎の動きは歯突起によって制限されているわけです。
また、環椎は上方にある頭蓋骨につながっています。
頸椎にも腰椎などと同じように、椎体と椎体の間に椎間板があります。
しかし、頭蓋骨と環椎、環椎と軸椎の間には椎間板はありません。
椎間板は水分を含んだスポンジのようなもので、中には髄核という小さなというゴムホースのようなものが入っており、髄核のまわりには輪状繊維という強い網のようなものが張り巡らされています。
頸椎にショックがあった場合、髄核が変形して椎間板全体としてショックを吸収します。