



姫路市宮西町で交通事故によるむち打ち症・腰痛などの治療を行っている姫路けいらく整骨院です。このページは交通事故のむち打ち症についての解説です。
頸部の筋肉
今回はむち打ち症(頸椎捻挫)を知るにあたって、必要な知識である頸部の筋肉についての解説です。
骨の周りを取り囲んでいるものを総称して軟部組織と呼んでいます。
軟部組織の大部分は筋肉ですが、頸部の場合は、頭を動かす筋群と首全体を動かす筋群とに大別できます。
頸部の筋肉は、頭蓋骨・環椎・軸椎部と第六頸椎・胸椎連結部の後方、第四・第五頚椎部の前方で膨らんでいます。
これらの筋肉のふくらみのある部分は頸椎が大きく弯曲するところであり、それだけにいちばんストレスも受けやすく、むち打ち症の場合には特に筋肉の緊張が強くなる部分です。
むち打ち症になると頸部の筋肉を収縮したり、リラックスするうごきが阻害されて、血液の循環が悪くなります。
筋肉は血液の循環によって老廃物を吸収し、酸素と栄養分を得ているわけですから、血液の循環が悪くなると老廃ぶちが蓄積され、それが刺激となって痛みの原因となります。
老廃物がたまると、血液の循環はますます悪くなり、したがって老廃物もたまっていくという悪循環が起こり、頸部の痛みも長く残ることになるわけです。
むち打ち症の場合、手技療法や運動療法、物理療法により頸部の筋肉を収縮させ、血液に循環を改善することが大切です。
