



一般的なむち打ち症の症状①
姫路市でむち打ち治療を行っている姫路けいらく整骨院です。
今日はむち打ちの事故直後の症状について解説します。
むち打ち症は、いろいろな症状が出現する可能性があり、事故状況、患者さんの体質、年齢など、いろいろな因子により症状の現れ方にも個人差があります。
これという定型的な症状はありませんが、大部分の患者さんに診られる症状がありますので、それについて説明しましょう。
むち打ちでも重症と考えられるものは、脊柱管の中を通っている脊髄の周りの浮腫(腫れ)や内出血(微細なものでも時間がたつと圧迫するようになります)で手足がマヒしたり失禁したりする症状がみられることがあります。
この場合上行性(麻痺が徐々に上に進行してくる)であれば危険ですので圧迫を取り除く手術が必要となります。
事故直後はあまりひどくない感じでも、数時間後にこのような症状がある場合は総合病委員に入院することをお勧めします。
追突事故であることが確実な場合は、一時期、脳貧血のような症状を呈し、意識を失うことがあります。放散する鋭い痛みを肩や首場合によっては手足に感じることもあります。同時に、めまいやはきけがして、人によっては耳鳴りがします。首や肩の感覚が一時的になくなることもあります。
むち打ちでも頭が何回も前後に揺れた事故の場合は、交感神経節に影響が及び、自律神経失調の症状が出ます。
具体的には、全く暑くないのに汗が出たり首から上に熱感を覚えたり、知覚が過敏になっていたりして、不愉快な気分がずっと続きます。
