むちうちの代表的な症状③


姫路市宮西町で交通事故によるむちうち・腰痛治療を行っている姫路けいらく整骨院です。
今回のブログはむち打ちの代表的な症状についての脊髄損傷や自律神経症状の解説です。
①脊髄の症状を主とするもの
追突事故で頸椎に脱臼や骨折が起こっていなければ、脊髄損傷の症状を起こすことはありません。
しかし、内出血や内部での腫れがあって頚髄を圧迫すれば脊髄損傷の症状が出ます。頚髄が完全に切れてしまうと、もちろん脊髄損傷になります事故の前から頚椎症や後縦靭帯骨化症があったりすると余計に圧迫を受けてしまいます。
歩くのによろめいたり、排尿障害が出たり、下肢の感覚異常などがあれば脊髄損傷の症状です。
脊髄の症状の注意点
①脊髄の症状があるとき、初期に無理をすると症状が悪化しやすいので、十分休養をとって症状の変化に注意しましょう。
②後縦靭帯骨化症など、脊髄神経を圧迫し症状を悪化させる原因がないか調べてもらいましょう
②自律神経症状を主とするもの
事故で頸椎に障害を受けたのに、肩や首の症状は強くなく、頭痛、耳鳴り、聴力低下、視力低下、声がかすれるなどの症状を主としたものです。
その他内臓の症状として、食欲減退、消化不良、吐き気などの胃腸障害があらわれます。
自律神経症状の注意点
①食べ物の嗜好が変化するので、無理をせず食べられるものを食べましょう。
②熱い風呂には入らない。浴槽の中では冷たくしたタオルを頸部に当てておく。浴槽から出るときは首に水をかける。
