2025-02-28


交通事故と打撲・捻挫
交通事故の中の軽い症状は、打撲・捻挫でしょう。しかし、これらの場合でも、初めの処置を誤ると、長期にわたる後遺症となることがあります。打撲・捻挫は皮膚が破れて組織までやられているという開放性の損傷とは違い、非開放性損傷と呼ばれているものです。打撲・捻挫は、動脈が切れて出血するということはありませんが、毛細血管が破れて内出血したり、細い動脈が中で切れることがあります。その場合は、圧迫された状態になっているので、その場だ血は固まり吸収されます。交通事故で注意をするのは、実際に打ったところではなく、そこより離れたところで内出血が起こっている時もあります。直接ぶつかったところ、転倒したところのみにきをとられていると、患者様自身もあとでびっくりするほどで、全く別のところに内出血が起こっていることがあります。少しでも痛みは腫れのみられる部位はすぐに治療することが大切です。
