2025-05-10
O脚は膝の痛みを促進させる
人間の両足の形を前方からみて大別すると、O脚とX脚になります。
O脚は、両足を揃えて立った時に正面から見ると膝が外側に曲がって膝の間にすき間ができている状態で
いわゆるガニ股と呼ばれるもので、日本人に多いです。
一方、X脚は、膝を揃えて立った時に、両膝のうちがわがひっつきますが、膝から下が外側に曲がってきている状態をいいます。
人間の両足は生後間もなくはO脚で、二歳くらいまではその状態が続き、その語、X脚となって、小学高学年ごろから真っすぐになるように変化します。
走ったりするだけで膝は、体重の4倍もの重さを支えているといわれています。足が真っすぐな人は、膝の全体でその重さを支えることができますが、O脚の人の場合は、膝が体の中心から外側にずれていますので、重心が膝の内側にかかってしまいます。
そのため、O脚がさらに進むことになりひいては膝の内側が次第に痛み出すようになります。