2025-05-12
肥満は膝痛の大敵
膝痛が起きることが多くなる中高年世代になると、体の新陳代謝が次第に衰え太りやすくなります。
体重が増すと、膝に大きな負担がかかります。
例えば、体重が5㎏増えると増えた分だけ膝の負担が増すというのではなく、歩行時には体重の2~3倍の重さが膝にかかります。
つまり、膝にとっては15㎏も負荷が増加しているのです。
肥満が進むと、膝の安定を得ようとして、体重が膝の内側にかかる傾向になります。
その結果、本来の膝の関節が耐えられる以上の負荷が加わり、関節軟骨が徐々にすり減ってO脚を進行させるという悪循環を招きます。
実際膝の痛みを訴える患者さんには肥満気味の人が多く見受けられます。
膝痛を解消するには太りすぎを解消しましょう。