スポーツ障害と膝痛
スポーツをするには体を支えている足の強さが決め手になります。
その重要な足の中心部分にあるのが膝です。
スポーツで、膝は多くの機能を果たしています。
走る・蹴る・ジャンプするなどの基本動作に、膝は最もよく使われる部分であり、障害が起きる頻度が高いことも頷けます。統計的に見ても、スポーツによる障害部位は、膝関節が3割以上と圧倒的に多くなっています。
スポーツの種別でいうと、多い順にスキー・バスケ・ジョギング・レスリング・体操・バレーボール・サッカー・柔道の順になります。
スポーツによる下肢障害を予防するには、まず自分の持久力、瞬発力、調整力などの体力の状態を知ることが大切です。
それを踏まえスポーツをやることに支障はないかを判断し、やるとしたら、どんなスポーツが良いかを検討する必要があります。
また精神面と肉体面の両方のコンディションを知り、膝をつく運動は避け無理のかからないような練習内容にすることが大切です。
中高年者がスポーツを行うにあたっては、メディカルチェックを受けることも必要です。
①運動は週3日以内1回あたり5~10分程度行う
②ひざつうがでたら運動を中止する
③膝を地面や床について行う運動は避ける
④膝を激しく曲げ伸ばしする運動は避ける
⑤膝に熱を持っていた李運動を中止する
運動するにあたってこれらを守っていたらスポーツによる膝の障害を低減、回避することができますよ