2025-05-23
正座を避ける・生活様式を様式にする
伝統的な日本の生活スタイルの中には、膝への負担を増やすような動作があります。
例えば正座もその一つです。
正座をしている時の膝は、これ以上不可能なくらい曲がっており、さらにそこに体重をのさている状態です。これは、ッ膝にとって望ましい状態ではありません。
膝関節に疾患も痛みもないときは問題ありませんので、一日一回1分程度、風呂の中で正座をするのは良いでしょう。しかしいったん膝を悪くした場合は大きな負担がかかるので、膝に痛みがあるときは膝を崩し、正座の姿勢を最小限にしましょう。
正座の効用は膝蓋骨の関節軟骨への栄養補給が良くなります。
また、和式トイレを使用するときは、膝を強くまげてしゃがみ込みます。
この姿勢は、膝に大きく負担をかけてしまいます。洋式トイレに変えたりして無理な姿勢をとらないようにすることが、膝には望ましいスタイルになります。